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市長の部屋

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市長所信表明(平成28年12月1日)

    この度の市長選挙により、 多くの皆様から心温まるご支援をいただき、 第4代光市長に就任いたしました。

   図らずも無投票という結果でありましたが、 これに奢ることなく、 皆様とともに進めてきた 2期8年間のまちづくりの成果を礎に、 現在(いま)と未来をつなぐ 「やさしさ」の架け橋を築くために 全力を捧げる覚悟であります。 議員並びに市民の皆様方からの絶大なるお力添えを 心からお願い申し上げます。

  さて、平成27年国勢調査の結果によりますと、 本市の人口は51,369人とピーク時から およそ30年間で約13%減少し、 今後、平成52年(2040年)には3万人台、 さらに平成72年(2060年)には 2万人台になると予測されております。

 急激な人口減少は必然的に高齢化を伴い、 労働人口の減少と それに伴う経済規模の縮小を引き起こします。 その影響は、とりわけ地方において深刻であり、 人口減少が地域経済の縮小を呼び、 そのことが更なる人口流出を引き起こす悪循環に 多くの自治体が直面していることは ご承知のとおりであります。

 本市も決してその例外ではありません。 人口減少がこのまま進んだ場合、 暮らしの安全・安心や利便性の低下、 コミュニティの希薄化、まちの賑わいの低下、 さらには、まちづくりの担い手の減少や 財政負担の増大などが顕在化し、 市政が重大な局面を迎えることを 大変危惧しているところであります。

   こうした中、市民の皆様の負託をいただいた私が 今為すべきことは、 市民が安心して暮らせる現在(いま)を確保しつつ、 人口減少という未曾有の危機を乗り越え、 誰もが「幸せ」や「満足」を心から実感できる未来、 すなわち、私が理想とする「ゆたかな社会」に、 光市を導いていくことだと考えております。

  このため、 光市民憲章と3つの都市宣言の理念を基本に、 時代が流れても決して色褪せない「やさしさ」、 政策効果に多様性や持続可能性を加える「つよさ」、 人や世代を超えて チーム光市の力と英知を結集する「きずな」、 すなわち「やさしさ」、「つよさ」、「きずな」を 重視した市政運営を進めてまいります。

  こうした考え方のもと、 市では現在「ゆたかな社会」に向かう羅針盤として、人口減少の一段の加速が見込まれる 20年後の光市のために、今、必要な取組みを示す 「第2次光市総合計画」の策定を 進めているところであります。 議会の皆様には、 本日、計画素案の中間報告をさせていただきますが、計画を通じて、 市民の皆様とまちの将来ビジョンや まちづくりの方向を共有してまいります。

  一方、この度の選挙において、 私は、本市の強みや個性、 これまで8年間の成果などを踏まえて、 「ゆたかな社会」への足掛かりとすべき政策を 5つのテーマに集約してお示しいたしました。 これらは総合計画に融合し、今後、具体的な施策として実現を図ってまいる所存でありますが、 「ゆたかな社会」への思いを込めた これらのテーマに沿って、 市政運営に対する私の決意を申し上げたいと思います。

  まず一つ目は 「市民生活に安らぎと豊かさ」であります。

 安全・安心に包まれて、 豊かで充実した人生を過ごせる環境は、 笑顔あふれる市民生活の大前提であります。 多発する自然災害や悲惨な事件・事故から 生命や財産を守るために我々の英知や力を結集する。そして、 2つの市立病院などを「強み」に構築を進めてきた 地域包括ケアシステムの充実を図り、 自分らしい人生を過ごすための生活環境を創造する。安全・安心都市宣言のまち光市として、 こうした命題に積極果敢に取り組んでまいります。

 市役所本庁舎は、 市民サービスの拠点であると同時に、 本市の防災拠点でもありますので、 非常時でも必要な機能が維持できるよう 耐震化のあり方について検討を進めてまいります。

  一方、移転新築を進めております新光総合病院は、地域における急性期医療の 中核病院としての社会的使命を果たせるよう、 事業を着実に進めてまいります。 加えて、大和総合病院についても 機能分化の役割を果たすとともに、 一次医療を確保するため、引き続き、 大和地域への民間診療所の誘致に全力を尽くします。

  二つ目は「子ども達の未来と可能性」であります。

 まちの未来を担う子どもたちは、 本市の大切な宝物、 言わば未来を照らす希望の光であります。 「地域の子どもは地域で育てる」、 「光市の子どもは光市で育てる」。 おっぱい都市宣言のまち光市の使命として、 こうした意識や風土を、 より一層まちに定着させるとともに、 子どもたち一人ひとりに目を向け、 無限の可能性を引き出すための質の高い教育を 推進してまいります。

 子どもたちの心豊かで健やかな成長を支援するため、「子ども相談センター きゅっと」を中心とした 総合的な相談支援体制の充実や 子育て世帯の経済的負担の軽減など、 子育て家庭が抱える不安感や負担感の緩和に 努めてまいります。

 また、 適正規模・適正配置や教育環境の充実などの観点から、光市立小・中学校の将来のあり方について 検討してまいります。

 さらに、コミュニティ・スクールの充実や 新たな教育カリキュラム 「光市民学」の開発と活用を通じて、 郷土愛にあふれる人材の育成に取り組みます。

  次に、三つ目は 「都市の高度化と未来型エコシティ」であります。

  本市の都市づくりの歴史は、光輝く自然環境の保全と都市施設・都市機能の充実との両立の 歴史でもあります。人口減少が進む中、 このような歴史の延長上に、 機能集約により拠点化した地域を公共交通で結ぶ、 コンパクト・プラス・ネットワーク、 すなわち都市計画マスタープランでもお示しした 多核連携のまちづくりを進めてまいります。さらに、自然敬愛都市宣言のまち光市として、 豊かな自然と穏やかな気候が生み出す快適な環境を 大切に守り続ける、 地球にやさしい環境共生都市の実現を 目指してまいります。

 こうしたことから、 主要な都市拠点の一つであるJR光駅周辺においては、鉄道事業者との連携による駅舎の橋上化や 駅の南北における一体的な整備など 交通結節機能の充実を図ります。 岩田駅周辺においては、 大和複合型施設や公営住宅の整備など 「コンパクトなまちづくりモデル事業」を計画的に 推進いたします。

  さらに、こうした都市拠点を中心に 各地域や新光総合病院などの主要施設を結ぶ、 効率的で利便性の高い 公共交通ネットワークを構築するとともに、 国道188号を補完する都市計画道路 瀬戸風線や川園線の整備を進めてまいります。

  次に、四つ目は 「まちの賑わいと地域の活力」であります。

  冒頭に申し上げましたように、本市の喫緊の課題は、急激に進む人口減少や少子高齢化に歯止めをかけ、 光市の創生を果たすことであります。 厳しい現実を悲観することなく、 根拠なき楽観論も排除し、 多様な地域産業の振興や 本市への移住・定住の促進など、 総合戦略に基づく取組みを着実に進めてまいります。地域においては、 行政と地域コミュニティとの顔が見える関係を構築し、地域自治の実現に向けた環境整備に 取り組んでまいります。

  産業に活力を取り戻すため、 農業や漁業などの第一次産業については、 引き続き、後継者の確保に努めるとともに、 農林漁業者による6次産業化の取組みを 支援いたします。商工業やサービス業については、 金融機関をはじめ関係機関との連携のもと、 創業に対する包括的な支援を進めてまいります。

 また、本市への移住・定住を促進するため、 若者をターゲットとした「選ばれるまち」を目指したシティプロモーション活動や、 住まいや仕事などの生活支援に着目した 移住・定住施策を積極的に推進いたします。

  最後に五つ目の 「未来型都市経営と開かれた市政運営」であります。

 未だかつて経験したことがない困難な時代の中で、こうした政策を推進していくためには、 我々自身が さらなる深化を果たしていかなければなりません。

 私は、今後の都市経営には、 変わることのない物事の本質を大切にしつつ、 時代に応じた変化を果敢に取り入れ、 変えるべきは勇気を持って変えていく姿勢が 重要だと考えております。 こうした決意のもと、揺るぎない信念と情熱を持って、 創造と改革への 弛まぬ挑戦を続けていく覚悟であります。 

 人口減少社会に対応した 新たな行財政運営の指針として、 今年度中に「第3次光市行政改革大綱」を策定し、 大綱に基づく取組みを通じて、 行政サービスの質や量の適正化と財政健全化の両立を目指してまいります。

 また、本市には高度経済成長期を中心に整備した 約21万平方メートルもの公共施設がありますが、 同じく今年度中に策定する 「光市公共施設等総合管理計画」に基づき、 将来的な財政負担や行政需要等に応じた 公共施設の質・量の最適化に取り組んでまいります。

 以上、今後の市政運営に対する私の決意の一端を 申し上げましたが、 第2次世界大戦後の東西冷戦によって、 アメリカとソ連の緊張状態が極度に高まる中、 1961年にアメリカ合衆国第35代大統領となったジョン・F・ケネディは、就任演説の際、 当時の世界情勢を背景に 「世界の長い歴史の中で 自由が最大の危機にさらされている時、 それを守る役割を与えられた世代は多くありません。私はこの責任を恐れず、喜んで受け入れます」と 力強く宣言しました。

 大統領と市長、お互いが置かれた立場、 求められる役割こそ大きく異なるものの、 私も今、彼と同じ心境であります。

 本格的な人口減少社会の到来、常態化する財源不足、全市的に更新時期を迎える公共施設の問題、 こうした一方で 求められる多様化・複雑化する政策課題への対応。 本市が歩む先には、かつてない厳しい試練が 待ち構えておりますが、 私たちは決して「ゆたかな社会」への歩みを 止める訳にはまいりません。

 「未来に橋を架けるのは私たちの責務である」。 現在(いま)を生きる市民のために、 未来の子どもたちのために、 チーム光市の総力を挙げて 新たな時代を切り拓いてまいります。 議会や市民の皆様方には、市政発展のために 力強いご指導、ご支援を賜りますよう お願い申し上げ、私の所信といたします。

お問い合わせ先

政策企画部企画調整課  
住所:光市中央六丁目1番1号
電話番号:0833-72-1407(企画係)、1411(統計係)  
メールアドレス:kikaku@city.hikari.lg.jp